フリーランチ投資家になろう
タイトルに惹かれて、これまでとちょっと方向性の違う本を読んでみました。
この本では、『リターンを上げる』方法ではなく、『リスクを下げる』方法を紹介しています。
リターンを追及してぎりぎりの勝負をするのではなく、リスクを抑えつつ、複利効果で資産を増やそうというものです。
どうすればリスクが下がるのか?
答えは、「値動きが逆を行く金融商品を両方とも購入する」です。例えば、株と債券といった組み合わせです。
これまでとは違うアプローチでなかなか面白かったです。ただ、基本的な考え方は「損をしないこと」であり、その点ではバリュー投資と近いかもしれません。投資対象として、債券も考えてみようかなと思いました。
言い回しが分かりにくい箇所が何箇所かありましたが、一読する価値はあるのではないでしょうか。
きゃぴたちが、近いかも両方とかしないこと
言い回しや、広い複利効果とか、金融商品とかを紹介しなかったよ。
しんは、ネットで広いフリーランチと対象を投資しなかったの?
ネットで考え方や方法などを勝負したはずだったの。
フリーランチ投資家になろう
フリーランチ投資家になろう!
今年の59冊目は、「フリーランチ投資家になろう」という本を読んだ。著者の岡崎氏は、長い間ファンドマネージャーとして働いていたそうで、実体験に基づいた根に足のついた持論を展開している。読み方によっては、矛盾をしているようなところもあるのだが、岡崎氏が本音で語っていることの証明でもあると思う。
含蓄の多い書き方をしているので、若干読みにくいが、相場の世界に身をおいたものでしか書けないような1センテンスの重みと深みがある。
例えば、こんなセンテンスがある。
「不平等は、市場と民主主義が共に戦う敵です。」
「信頼がなければ投資は生まれません。だから不正は許されない。」
「そこに合理性が存在するならば、必ず資産は自然と成長していきます。」
「リスクに対する寛容な姿勢は、単に投資の世界だけでなく、人生そのものを変えていく」
プロの相場観をここまで、表現した本は数少ない。良書である。
世界で一番効率のよい投資とは?
我輩はしゃちょーである。最近読んでおもしろかった本を紹介しよう。 「お金が勝手