ライブドア、やっちまった~

長い間、関わってきたライブドアに、衝撃のニュース!!
ライブドアが、証券取引法違反の疑いで、東京地検特捜部の強制捜査を受けたとのこと。
事実のほどは不明だが、えらいこっちゃ~~ぁぁ。

こちらの記事に書いたように、おおかたは売り逃げ済みだったんだけど、ちょい残ししていた分はモロに被害を受けてしまいました。たいした金額じゃなかったのが、不幸中の幸い。
実際に有罪なのかどうかは、まだよく分からない状況だけど、けっこう怪しい雰囲気です。
大化けするのを、期待してたんだけどなァ。。

分かり易いニュースを見付けたので、以下にコピペしときます。

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ライブドア:強制捜査のポイント、株式交換・分割のQ&A

 ライブドアが証券取引法違反の疑いで東京地検特捜部の強制捜査を受け、株式分割と株式交換を組み合わせた同社の「錬金術」にメスが入った。本来は合法的な株式分割を大幅に行ったうえ、虚偽の説明で分割後の株価をつり上げた疑いが持たれている。同社の成長戦略の根幹といえる株式交換と株式分割の問題点を追った。【後藤逸郎】

 Q 株式交換による企業買収ってどういうことなの。

 A X社がY社を買収するということはY社の株主から株を買うこと。この際、X社が現金の代わりに自社の株をY社の株主に渡すのが株式交換で、現金を用意せず買収できる。99年の商法改正で認められた。買収企業の株価が高いほど買収がしやすいことになる。

 Q 今回、ライブドア関連会社のライブドアマーケティング(LDM、当時はバリュークリックジャパン)が、出版社のマネーライフ社を株式交換で買収したことに絡んで強制捜査されたね。

 A LDMは04年10月25日、マネー社を同12月1日付で買収すると発表した。マネー社の株主は「VLMA2号投資事業組合」で、LDMは1600株の自社の新株を発行し、マネーライフ株と引き換えにVLMAに渡す内容。この限りでは合法行為だ。

 Q 何に違法の疑いがあるの。

 A 当時、VLMAはライブドアが出資し、事実上、傘下に収めていた。つまり、既にグループ内に入っていたマネー社を、あたかも新たに買収するように装って発表し、株価のつり上げを図ったのではないかと疑われている。

 Q 株式交換は違法じゃない?

 A そう。ただ、後で説明する株式分割と併せ、自社の株価を高くし、次々にM&A(企業の買収・合併)を進めるというライブドア流の“錬金術”の重要な手段だったといえる。

 Q その株式分割でライブドアは株価をつり上げてきたのか。

 A 1株を複数に分割し、発行済みの株式を増やすのが株式分割だ。例えば1株を2株に分割すると、企業の発行済み株式数は2倍になり、株を保有していた投資家の株数も2倍になる。理論上は株価は半分になり、全体の資産価値(株式時価総額=株価×株式数)は変わらないはずだ。

 Q 目的は何なの。

 A 株価が上がって1単位を買う価格が上がると投資しにくくなる。株式分割して1単位の価格が下がれば買いやすくなる。投資家のすそ野を広げる効果がある。

 Q 実際はどうなの?

 A 分割で下がるはずの理論上の株価より、現実の株価は高くなることが多い。安くなって買おうという人が増えるからだ。問題は、従来は分割で新しい株券が発行されるまで約50日間かかったこと。それまでの間、市場で流通する株が不足して値上がりすることがあった。特にライブドアなど一部の新興企業は、1株を100株など、けた違いに細かく分割し、極端な株券不足状態を作り出し、株価急騰を図ったと指摘される。ただ、違法ではない。また、今年から分割後、直ちに分割で増えた株も売買できるように制度が変わり、この手は使いにくくなった。

 Q 今回の捜査での疑惑は?

 A 株価つり上げ・売り抜け疑惑だ。LDMは、マネー社の買収発表後の04年11月8日に自社株1株を100株にする株式分割を発表、その後、分割実施日を05年1月20日に延期した。この間、株価は現在価格に換算して、買収発表前の1780円から12月16日に8万500円まで急騰、株式分割時点でも3万円近かった。

 Q すごい上昇だ。

 A ライブドアはLDMの株式分割で同株約340万株を無償で得た。そして分割後、2月16日までに33万6000株を売却、47億円の利益を得た。株価が上がる材料になりそうなマネー社買収の虚偽情報発表も、株式分割も、株価をつり上げて売り抜けるためだったのではないかと疑われている。

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