全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦
変テコな表紙ですが、内容はまとも^^
今までの株本にない意見として、「分散投資の一貫として、投機を盛り込むべき」と主張している点が面白い。ただし、最大でも全資産の20%以内という条件付きではある。
というのも、投機によってのみ、驚くような儲けが期待できるからである。
もちろん、投機が失敗する可能性もあり、もし負けたとしても再挑戦できる余力を残すため、投機資金の上限(20%以内)を定めているのだ。
また、今までの株本に書かれていた「バイ・アンド・ホールドは間違いである」とも言っている。
著者ジム・クレイマーは、「バイ・アンド・ホームワーク」、つまり買ってじっと持っていれば良いというわけではなく、買った後も継続して、その企業に関する勉強を続けるべきと言っているわけだ。
こんなジム・クレイマーは、ポートフォリオを組む際に、次のような銘柄がオススメだと言っている。
・状況が把握し易い、身の回りにある企業
・景気の波にかかわらず、好業績が持続する石油株
・配当利回りが高い、名の通った優良大企業
・高いリターンや配当が望める、金融関連銘柄
・大化けする可能性のある、「投機」銘柄
他に興味深い内容として、金融政策と株価の関係についても説明がされている。
金融緩和策、あるいは金融引締策によって、騰がる業種や下がる業種が紹介されており、非常に勉強になる。
上記に挙げたような、一見難しそうな内容が、くだけた文章で非常にわかりやすく説明されていて、とても良い本だと思う。
著名な経済評論家である、山崎 元さんもオススメの一冊だ。
きのう、説明したよ♪
ただしここで勉強されたみたい…
きゃぴは名は主張すればよかった?
というのもきょうきゃぴがここへしんがここに勉強するはずだった。