はみ出し銀行マンの投資戦略
前から気になっていたタイトルで、先日読んでみました。
横田濱夫さんの本は、これまでにも何冊か読んだことがあるのですが、今回の本も、ためになる内容でした。
文体もくだけた感じで、とても面白く、スラスラっと読めてしまいます。
いままで読んだ投資本の中でも、非常にわかりやすい投資本だと思います。
PERだとかPBRといった、投資指標の話はまったく出てこないのですが、投資に関する基本的な考え方・心構えみたいなものが、しっかりと書かれた本だなと感じました。
経験談(失敗談も含めて)がてんこ盛りで信憑性も高く、実際の著者の資産運用方法、またその商品を選んだ理由なんかも知ることができます。
また、今後どのように運用していく予定なのかまで書いてあります。
ちなみに著者は、リスクを極力小さくするために分散投資を理想の方法と言っています。
具体的には、日本の「株」「債券」「不動産」、アメリカの「株」「債券」「不動産」、ヨーロッパの「株」「債券」「不動産」、この9つをうまく配分して組み入れることが大切とのことでした。
銀行マン
会社立上げ時に
実績も
信用も
資金も
何もなく
熱意だけしかない私に
無担保無保証で融資してくれた某銀行支店長に
昨日、偶然にも
スーパーで漬物を買っている時に(笑)
『田口くん?だよね?』
ってキサクにお声をおかけいただいて
お会いさせていただいた
あの時、
いろんな銀行にいきましたが
『三期分の決算書がないと審査さえ出来ない』
などばかりで
融資の話になる事さえもなかったから
本当にお金には困っていた
自分の財産といえば
アメリカにいたときに、チップをタメながら
買いあさった・・・
マーベリックのGジャン
LEEのビンテージジーンズ
エアジョーダンシリーズのスニーカー
ビンテージアロハシャツ
も、
ほとんど売って現金化して
食いつないだ。
金融機関にすれば
よく考えれば、あたりまえで
そんな程度しか
思いしかない若造に
お金を簡単に融資してくれるほど
世の中は甘くない。
それに、
私の目指すスイーツ事業が万が一にも
成功しても、
しなくても
支店長は
転勤もあるだろうし
新杵堂規模から考えても
まったくは関係ないし
メリットもないし
それどころか
私が倒産→自己破産したとたん
責任をとらされるにちがいない。
にもかかわらず
信用のない私のために、
事業計画を一緒に作ってくれて
本部に何度も足を運んでくれて
自分が危ない橋をわたって
稟議書を書き、
結果的に融資をしてくれた。
あとで
関係者様から
『支店長は
もし新杵堂が何にがあった時には
俺が責任を取るから融資しろって
本部の決済が下りたあとさえも
副支店長や次長と毎晩
やりあっていた。
新杵堂さんには悪いが
俺たちは
なんも繋がりもない新杵堂に
なぜそこまで
のめりこめるのか?
わからなった』
と。
この時
支店長から
コスト意識
信用
恩返し
を
学ばさせていただいた
支店長に恩返しするには
目先の利益だけにこだわらずに、
お客様をはじめみんなにとって
ハッピーな事を
命をかけてやって行こうと思う
人との出会いが、
自分を変え
それが結果的に
会社を動かす
だから大切にしたいと思います。
私の場合、
いつも
ココっていう時に
助けていただく
いつも。
高校受験のときでも
前日、おばぁちゃんが亡くなって
試験どころじゃなかったけれど
結婚したてで奥様とアツアツだった
担任の先生の家で
下宿させていただいて
乗り切れた
ありがたい
感謝
あの時
私のもとを去っていった
ビンテージアロハシャツを
いま
少しづつ
いろんな手段を使って
買い戻しています
銀行マン・・・
私にとって
いろんな思いがある
けれど
シアワセな今があるのは
間違いなく銀行マンのおかげ。
そんな彼らに
恩返しが
いつか
できますように。
やります。
※シャンパンに合うスイーツって?コレしかないでしょ。