サブプライム後の新資産運用

サブプライム問題発生から、だいぶ経ちましたが、こんな本を読んでみました。

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

著者の中原 圭介さんの本は、以前にも読んだことがあるのですが、非常にためになる本が多いです。

今回読んだ本も、Amazonで高い支持を得ていました。

単に「サブプライム問題」「世界恐慌」という事態を煽って、読者を不安にさせるだけの本ではありません。

リーマンショックよりも前に書かれた本なのですが、その後の現在の状況を見越していたかのような記述も多く、驚かされました。

内容は個人投資家向きで、非常に実践的な内容が書かれています。
また、難しい経済用語をあまり使わず、分かりやすく簡潔に書かれている点も素晴らしいです。

最初に、投資の世界でセオリーとされている「国際分散投資による長期資産運用」に関して、データに基づき、弱点を明確に述べています。

次に、「マクロ経済」の流れを読みつつ、投資する方法が書かれており、著者ならではのポートフォリオを提案しています。

ただ、本書に書かれているように、実際に「マクロ経済」を読み切るということはかなり難しいように思います。
とはいえ、本書に紹介されているような指標をチェックするということを、私自身が実践していないので、努力が足りないだけかもしれませんが。。

良い本であることは間違いないので、投資の初心者からある程度の経験者にまで、お勧めできる本です。

サブプライム後の新資産運用” に対して1件のコメントがあります。

  1. akika より:

    はじめまして。
    私も『サブプライム後の資産運用』を読んだばかりです。嬉しかったのでコメントさせてください♪
    (中原さんの『仕手株でしっかり~』も読みました)

    良い本ですよね。
    私はつい先月投資をはじめたばかりなのですが、国際分散投資のリスクについては肌で感じています。
    もっていた2つの外国株ETFが、示し合わせたみたいにおなじ動きをしてるんです

    早めにこの本に出会えてよかった、と思ってます。

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