ライブドアのCB

ライブドアのCBについて、日々の業務(IR等)に、記事が書かれています。
こんなことを考えて、CB発行に踏み切ったんですねぇ。株主のことも少しは考えた行動だったんだと、ちょっと安心しました。
ブログがあると、こういった情報を一般人も知ることができるので、非常にうれしいです。
もちろん、正しい情報を発信してくれることを前提としてですけどね。

~~~~~~~~~~~~~~以下、一部抜粋~~~~~~~~~~~~~~
私募CBの発行に関しては実は去年の今頃から検討を開始していた。
ものすごく面白いスキームだと思っていた。
ただ、当時の私募CBは、
業績が悪化し普通の公募増資の審査が通らない会社が実行することが多かった。
そのためか、投資家からは非常に評判の悪いスキームであった。
ただ、明確な資金使途を明示した私募CBは、株価が下がらないことに気づいた。
転換価額の修正も面白いと思った。
資金調達するときは、発行体は積極的に投資するタイミングである。
投資をするということはリスクはあるが、成功したらそれ相応のリターンが
見込める。
つまり株価が上がる可能性がある。

通常の公募増資の場合、ブックビルディング期間中のいずれかの日の株価
を基準に発行してしまうため、希薄化がその時点で決定してしまう。
しかも、一気に株式を発行するわけだから、需給悪化懸念も払拭できない。

一方、今回ライブドアが発行したCBは、
割当先が1社で、しかも転換価額が毎週修正され、しかも転換価額の上限がない。
割当先が1社だと何が良いかというと、転換のスピードを調整でき、
しかも、株価が上がった方が儲かるため、株価にやさしい売り方をする。

また、調達した資金を有効に使うことができたら、株価が上がるはずであるが、
転換価額の上限がないため、投資が成功したら、当初予定していたよりも
希薄化がおこらない。つまり予想EPSが上がる。
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