バフェット投資の真髄
先日、こちらの記事で触れた「バリュー株投資」。さっそく興味を持ち、ただ今勉強中です。
今回読んだのは、↓の本。
バリュー投資を学習する足がかりとして、すごく良い本でした。浅く広く学べる本です。
内容を大雑把に紹介すると、↓のような感じ。
・バフェットの紹介
・他のバリュー投資家(ベンジャミン・グレアム、フィリップ・フィッシャー、チャーリー・マンガー)の紹介
・銘柄選択
・ポートフォリオ管理(フォーカス投資)
・お金に関する感情
・新しい投資機会(ハイテク株、中小企業株、海外株)
バリュー投資にあたって、本の中で紹介されていた重要なポイントをメモしておきます。
・あなたが明日その会社のCEO(最高経営責任者)に就任するつもりで、企業の経済性をよく見よう。株価を調べるのは、それからだ。
・ホームランを打つ秘訣は、やみくもにバットを振らず、おいしいボールを待つことである。
・市場平均を上回る収益をあげる秘訣は、何百もの株式を保有することではなく、少数の素晴らしい機会を待つことだ。
・企業の成功を短期的な株価変動で判断するな。それより、企業のファンダメンタルな要素を考えることだ。
・自分自身を、株式のポートフォリオではなく企業のポートフォリオの所有者だと考える。
・投資と投機の違いを常に念頭に置いておき、そして、その境を乗り越えないように自分を律する。
・最小限の借り入れで、高い株主資本利益率を達成している企業を探せ。
・真の投資とは、徹底的な分析によって、元本の安全性と満足できるリターンを得られると判断できるものである。少しでもそれに達しないものは投機である。
・株価が実体価値よりも低い場合には、安全余裕度は自動的に存在する。
・投資の成功は、売上高と利益の両方で平均を上回る成長を数年間にわたって維持できる企業を見つけられるかどうかにかかっている。短期的な結果に惑わされてはいけない。
・優れた経営陣は、優れた成果への鍵である。
・平均的な企業を多数保有するよりも、優れた少数への株式への投資がよい。そうすれば、少なくとも調査に必要な時間は削れる。
・大きなキャッシュの利益を生み、そして大きな設備投資を必要としない企業を探せ。素晴らしい企業にフェアな価格を払うほうが、平均的な企業に低い価格を払うよりもずっとよい。