金利上昇に勝つ資産運用6つの心得

日銀が金利を上げるとか上げないとか、いろんなところで騒がれてますが、これだけ円安が続くとさすがに海外勢からの圧力も出てくるかな~ということで、こんな本を読んでみました。

金利上昇に勝つ資産運用6つの心得 (スマート家庭経営術)

日本経済新聞社の記者が書いた本ということもあってか、少々文章は堅いです。他のマネー本と比べると、楽しみながら読むって感じではないですね。。
ただ、データは豊富に載せられているので、説得力のある内容ではあります。

さて、まずは預金に関して。
金利が上がれば、リスクの低い預金は人気が出ますよね。特にネット専業銀行の預金金利が有利なようです。
ただ、一定期間だけのキャンペーン金利とか、投資信託との抱き合わせ販売とかには、手出ししないほうが良さそうです。

続いて、保険に関して。
金利が上がれば、予定利率もつられて上がるでしょう。ただ、多くの保険は、契約時の予定利率がずっと続くタイプなので、注意が必要です。
このデメリットに対応する保険として、最近は、金利が上がるタイプや、配当が出るタイプもあります。

次に、住宅ローンに関して。
住宅ローンには、「変動型」、「固定選択型」、「全期間固定型」があります。どの種類がもっとも良いかは、ケースバイケースということで、一概には言えないとのこと。

さらに、債券に関して。
金利が高いときに購入すれば、高い配当が継続して貰えるので、その点はメリット。ただし、金利が上がると、債券の価格自体は下がるので、そこはデメリット。
この債券価格の下落が発生しない債券として、「個人向け国債」があります。「個人向け国債」は、売却価格が額面通りなのです。
その代わり、通常の国債と比べて、利率がやや低かったり、途中売却に制約があったりします。

また、株式に関して。
余裕資金が余ってる会社は、金利収入の増加が見込めるので有利。逆に、借金が多い会社は、返済利息が増加するので不利。

最後に、外貨に関して。
金利が上がれば、円を買う投資家が増えるので、円高方向に進むことになります。しかし、他国と比べると、依然として低金利であることは変わらないので、どれほど円高に振れるかは不明とのこと。
逆に、円安が進行するリスクに備えたい場合は、ある程度の外貨投資も必要でしょう。

という内容で、「結局どれが良いの?」かは、自己判断に任せますという感じです。
「これが良い!」と言い切ってしまわないところに、日経新聞の記者の優等生さを感じますねぇ^^

金利上昇に勝つ資産運用6つの心得” に対して6件のコメントがあります。

  1. 主婦で家にいながらネットで副収入を得る♪

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  2. しんは会社が増加する…

  3. 金利の話だよ♪

  4. 金利ってすきかもー

  5. 金利はいいよね

  6. きゃぴはここで増加しなかったよ。
    また日本経済新聞社がここへ本を投資したかったの♪

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