あと5年で会社を辞めて豊かに暮らす仕組みのつくり方
不動産投資について書かれた本です。
著者が購入した物件の遍歴も記載されているのですが、最初にマイホームを購入しているあたりは、共感できる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ著者は、これからマイホームを建てようと考えている方には、「アパートかマンションを1棟購入して、その一画を自分の住まいにすることを強くお勧めします」とアドバイスしています。
他に、著者が実際に活用しているサイトや書籍の情報も載っており、非常に参考になります。
著者が考える“本当の資産”となる物件は、「高利回り&高稼働率&築浅高担保評価」の物件です。
利回りの具体的な数値は、新築物件なら12%以上、中古物件なら16%以上なら合格ラインとのことでした。
たしかにそういった物件が入手できれば、不動産投資を成功させて、不労所得の得られる生活ができそうです。
しかし、そういった物件を誰でも見付けることができるなら、もっと大勢のお金持ちが生まれているはずです。
本書内に、市場の99%の物件は負債物件といった記載があるのですが、残りの1%を見付けられる人が成功するのでしょう。
ここにはやはり、地道な努力が必要になってきます。
また実際にローンを組んで購入するときのために、銀行融資のコツが書かれているのも参考になります。
不動産投資本は、私もこれまで何冊か読んできましたが、人によって異なる基準や方法で不動産投資を成功させていっています。
不動産投資を始めようと思っている方は、何冊かの本に目を通して、自分がもっとも共感できる手法で進めていくのが適切だと思います。
記載するの?