アベノミクス
「アベノミクス」という、自民党の安倍さんによる経済政策のおかげで、円安になり、株価も上がり、金価格まで上昇しています。
株価が上がるのは嬉しいのですが、そのせいで、狙っていた銘柄の株価もすっかり上がってしまい、手が出せない状態になってしまいました^^;
今回、この「アベノミクス」について、頭を整理しておきたいと思います。
アベノミクスの政策で、“物価2%上昇目標”といった言葉をよく聞きますが、これはそのまま、モノの値段を2%上昇させることを指しています。ただ物価を上げたいというよりは、インフレに倒すことで、景気が上向いている雰囲気を作るのが目的なんでしょうね。
どうやって物価を上昇させるかについては、賛否両論あるのですが、アベノミクスでは「円の価値を下げることで、相対的にモノの価格を上昇させる」という方法を取ろうとしています。
では、どうやって円の価値を下げるのか。
それは、政府が発行した国債を日銀が買い取ることで、市場に出回っている円の量を増やし、1枚1枚の円の価値を薄めるというやり方です。
例えば、ドル円の為替に着目したときに、以前は 1ドル=80円 くらいだったのが、首相が安部さんに変わってからは円安が進み、今では 1ドル=90円 ほどになっています。
違った見方をすれば、以前は 80円で1ドル買えていたのに、今は 90円払う必要があるということになります。
つまり、それだけ円の価値が下がったといえます。
こう考えると、「円のまま貯金しておく」には不利な状況と言えそうですね。
何もしなくても、放っておくだけで円の価値が下がっていくわけですから。