月収15万円からの株入門 数字オンチのわたしが5年で資産を10倍にした方法
読みやすい本で、楽しみながらサクッと読めました。
主に初心者向けの内容ですが、重要なポイントがけっこう散りばめられています。
「分かりやすい」「儲かっている」「小さい」会社の株を買うと良いとか。
「日々の生活にこそ、お宝株のヒントあり」とか。
「人間は損をするのをひどく嫌うので、損切りするのがついつい遅くなる」とか。
「逆に、利益が出ているときは、早く利確してしまう傾向がある」とか。
また四季報についても、がっつり触れています。
著者は、四季報が発売されると、四季報の全銘柄に目を通すそうです。こんな人は、けっこう珍しい気もします。
私自身も、四季報はCD-ROMのほうを継続して購入してますが、フィルタリングをした銘柄くらいしか目を通していません^^;
ただ本書では、四季報の読み方についても触れていて、なかなか参考になります。
「株式投資が趣味」と公言する著者だけあって、文面から、四季報を楽しみながら読んでいる雰囲気が伝わってきます。
さらに、チャートの見方についても、ざっくりと説明しています。
株式投資に必要な知識を、広く浅く網羅した本といえそうです。
株式投資に興味があるが、なんとなく躊躇しているような初心者・入門者向けにおすすめできる本です。