億万長者より手取り1000万円が一番幸せ
久しぶりに、不動産系の本を読んでみました。
これまでにも何冊か読んだことのある、著者“吉川 英一”さんの本です。
今回の本は、収入が多くなれば支払う税金の率(税率)も高くなることから、最も効率的な「所得税率23%」を目指そうという主旨の本です。
この税率だと、手取りでおよそ1000万円が入ってくることになり、小金持ちとしての生活が満喫できます。
日本では、個人の収入が課税所得金額で1800万円を超えると、最高税率の40%が適用されます。
さらに、住民税10%、事業税5%と合算されて、計55%が税金となって消えていきます。
そんな日本の状況から、著者は、「所得税率23%のゾーンが一番居心地が良い」と主張しています。
株、不動産、保険と実践を繰り返し、サラリーマンをリタイアした著者の実体験に基づいた内容となっています。
初めてこの著者の本を読む方には、良い刺激になる本かもしれません。
が、私自身の意見としては、これまで読んだ著者の別の本(例えばこちら)のほうがオススメかなと思います。
きゃぴが手取りは課税ー!