結局「仕組み」を作った人が勝っている
本屋でパラパラッと目を通して、「これは面白そうだ」と感じて購入しました。
今まで色々なビジネス本に登場している、成功者たちの“現状”(数年後)にまで触れた本。
「空港周辺駐車場の情報サイト」を立ち上げた 近藤勉さん、「プチリタイヤ」を提唱した 石井貴士さん、「週末起業フォーラム」の発起人でもある 森英樹さん、「ドロップシッピング」で成功を収めた 富田貴典さん、「競売物件で家賃収入を獲得し続ける」 藤山勇司さん、「ヒルズの虎」としても有名な 甲田英司さん、などなど。
名だたるメンバー達が確立した「仕組み」=「自分がさほど動かなくても自動的に収入を得られるシステム」を、要点をまとめて説明してくれています。
さらに、かつて何らかの儲ける「仕組み」を確立し、ラットレースから抜け出した成功者たちが、“一発屋で終わったのか、今なお稼ぎ続けているのか・・・”にまで踏み込んだ内容となっています。
おまけに文庫サイズで持ち運びやすく、電車の中なんかで読みやすいのも良かったです。
「ラットレースから抜け出そう」と挑戦している人たちにとって、刺激となるケーススタディ集と言えそうです。
最後のまとめにあった、次の一文が印象的でした。
今回取材した「仕組み」作りの先人とまだ作っていない人との決定的な差を目の当たりにした。
先人たちは総じてみな、行動力がある。いや、あるどころではない。行動は異常ともいえるほど、速いのだ。