お金の教養

社会人1年目からのお金の教養 (「やるじゃん。」ブックス)


これまでも何冊か読んだことのある、泉正人さんの著書です。

本のタイトルに、「社会人1年目からの~」とある通り、お金に関する基本的な知識を詰め込んだ内容になっています。
中から、心に残った文言を、以下にまとめておきます。
・お金の使い方は「消費」「投資」「浪費」の3つに分けられる
・収入の2割を貯蓄に、6割を生活費に、残りの2割を自己投資にあてる
・自分資産は大きく「人的資産」「潜在資産」「情報資産」「金融資産」「時間資産」の5つに分けられる

特に印象的だったのは、「お金の5つの島」の章でした。
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お金の世界には、「株」「債権」「不動産」「商品」「為替」という5つの島(市場)がある。
このうち、「株」「債権」「不動産」「商品」は、国や経済圏という城壁に囲まれていて、行き来するには「為替」という関所となる島を経由する必要がある。
5つの島はそれぞれ環境が異なり、天気が悪くなったり、好天が続いたりする。
悪天候が続く島からは、別の島に移り住もうと、多くのお金が逃げていく。
反対に、天候に恵まれている島には、お金がたくさん集まってきて、景気が良くなる。
知識や経験、お金の教養を使って天気を予測することで、人よりも先んじて景気の良い島に行くことが、資産運用のカギとなる。
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