バフェット投資の真髄(まとめ4)
先日に引き続き、↓の本で紹介されていた重要なポイントをメモしておきます。
ライブドア、インボイスがこんな状況の中、銘柄選択の重要性を改めて認識しているところ。
・企業の長期的な見通しを完全に理解するには、まず、その事業がフランチャイズか、それともコモディティかを見きわめることが必要である。
・経営者の合理性を試す最大のテストは、余剰資金をどう配分するかにある。
・企業の現在の価値は、将来のキャッシュベースの利益総額を予想し、それを適切な利率で割り戻して求める。
・平均以上の利益をあげている企業を見つけて、実体価値よりも株価が低いときに買う。
・リスクが高いと思われる投資も、確率を勘案した利益が、確率を勘案した損失を大きく上回っている場合には、実はリスクはあまり高くないのである。
・確率を頭に入れて考えることを学ぶ
・成果が出るまでじっくり取り組むこと
・不幸な失敗を考えて、借入金に頼らないこと
・賭ける都度、安全余裕度を確保すること
・リスクは株価の変動にあるのではなく、実体価値の計算を誤ることにある。
・株価と企業価値との間の結びつきは、時間とともに強くなる。株価が追いつく前に企業価値を見分けることのできる人は、その抜け目なさで利益を得ることができる有利な立場にある。
・新しい株式を買うかどうかの議論になったら、まず自分にこう問いかけてみよう。「いま持っているなかで最高のものと比べてどうだろうか?」
・「ノー」ということを恐れてはならない。投資家は一生のうちに意思決定を20回しかできないというつもりで、あらゆる投資機会を評価することだ。
・人間の本性にある非合理性を理解することは、貸借対照表や損益計算書の読み方を理解することと同じくらい重要である。
・群集と一緒になると、踏み潰されるリスクはずっと高くなる。
・ハイテク企業の一部は21世紀の「フランチャイズ」である。
・見つけるべき必須条件--場所や時間を問わず、素晴らしい収益を生んでいて、経営者が優秀で、株価が安いこと。
・成功は、合理的に考えることによって得られる。